一日葬のメリットとデメリット
・一日葬のメリットとデメリット
一日葬におけるメリットとデメリットについて見ていきます。
■メリット
一日葬はお通夜を行わずに、一日だけでお葬儀を終えることが最も大きな特徴となっています。
通常のお葬儀では2日間かかるため、ご遺族の身体的精神的は相当なものになります。
一日葬では一日で済むため、負担は軽くなるばかりか、忙しいという方にとってもメリットは大きなものになります。
また、遠方からの参列者にとっても一日で葬儀が終了することはメリットが大きいことです。
通常のお葬儀ではお通夜の後一泊する必要がありますが、一日葬では日帰りでの参列が可能です。
お通夜がないことで準備にかかる人件費、食事代などの約十数万円が浮きます。一日葬では費用を抑えることができるというメリットもあるのです。
■デメリット
次に一日葬のデメリットについて見ていきます。大きなデメリットとしては参列、弔問できなくなる人が出てくる可能性があることです。
一般的なお葬儀のお通夜は18時以降に始まるため、学校や仕事が終わった後に弔問しやすくなっています。
一方、一日葬ではお通夜がなく一日で火葬式までを終わらせるため、昼の11時ごろから葬儀が始まるため、都合がつかずに参列できない方が出てくる可能性があるのです。このデメリットのため一日葬では基本的に家族や親族のみが参列することになり、故人様とゆっくり最期の時間を過ごすということが難しくなります。また、一般的なお葬儀とは異なるため、一日葬を行う事に対する理解を得る必要があります。
葬儀の形式について反対されることがないよう、これらのデメリットを踏まえた上で一日葬について検討することをおすすめします。
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